こんにちは。
アイオー・安楽です。
最近、東京も涼しくなってきましたね。
私は涼しい季節の方が好きなので、秋の到来が待ち遠しいです。
ところで、皆さんは、等々力渓谷という場所をご存知でしょうか?
等々力渓谷は、世田谷区にある、都内唯一の渓谷です。
等々力渓谷は、谷沢川に沿って約1kmに渡って続く渓谷で、川沿いということもあって、体感温度も涼しく感じる、夏のプチ避暑地スポットです。
オフ日に等々力渓谷に行ってきたため、写真と共につらつらと書いてみようと思います。
元々、昭和初期には、等々力渓谷にはゴルフ場がありました。
等々力渓谷の周りには、野毛大塚古墳という古墳もあるのですが、古墳や渓谷の中に、ゴルフ場があったようです。
都内に、渓谷や古墳を楽しみながら回れるゴルフコースがあったと思うと、非常に羨ましいです。
ゴルフ場は、太平洋戦争が始まった時に、閉鎖されてしまい、さらに東京大空襲で焼けてしまった後、現在のような公園に再開発されたようです。
現在も、等々力渓谷公園の入り口のすぐ近くに、ゴルフ橋という真っ赤な橋がかかっています。
恐らく、戦後に建設された橋だと思われますが、かつてこの地にゴルフ場があったことから、ゴルフ橋と呼ばれているようです。
また、写真を見て貰えば分かるように、ゴルフ橋付近の川は淀んでいて、あまり綺麗とは言えません。
生活用水が流れて混んでいるのか、泡のようなものも見受けられます。
ゴルフ橋をくぐった辺りでは、水は汚いし、思ったより自然が少ないので、がっかりする人もいるかもしれませんが、そこから川沿いに歩いて行くことで、段々と自然が深くなっていきます。
夏の終わりということもあって、沢山のセミの鳴き声が聴こえました。
また、鳥のさえずりや、川を流れる水の音、木々が風に吹かれて揺れる音が合わさり、一気に自然感が増していきます。
しかし、公園ということもあり、歩道はしっかり整備されているので、そこまでしっかりしたスニーカーじゃなくても問題なく、お散歩することができます。
私は、安定のHOKA ONEONEのBONDI7で行きました。
HOKA ONEONEについて書いた記事はこちら
話が逸れてしまいましたが、等々力渓谷を進んでいきます。
珍しい動物でもないですが、川にはカモも泳いでいます。
川沿いには、稚児大師御影堂という、真言宗の開祖、空海の幼い頃の姿を祀った御堂があります。
このように、所々に立ち寄るスポットがあるのも、等々力渓谷の良いところです。
長さが約1kmと短めなのに加えて、随所に立て札や立ち寄りスポットがあるので、飽きない程度に自然を楽しみながら、お散歩ができます。
渓谷の終わりあたりの、ちょうど歩き疲れるくらいの地点には、「雪月花」という茶屋もあります。
ここでは、お団子や、ところてんをお茶と一緒に楽しむことができます。
そして、この茶屋の近くには、真言宗の満願寺というお寺に続く階段があります。
満願寺と聞くと、京都の満願寺唐辛子を思い出しますが、それとは違う満願寺です。
どうやら、全国に同じ名前の寺が分布するのは、暖簾分けというわけではなく、同じ仏教用語から名付けられた寺が複数できたことで、名前が重複することがあるそうです。
ちなみに、満願寺の「満願」には、次のような意味があるようです。
1 仏語。願望が満たされること。
2 期限を定めた神仏への祈願の日数が満ちること。結願 (けちがん) 。
願いが叶いそうな、お名前のお寺ですね。
満願寺に続く道の近くには、灯籠があったり、龍の口から水が流れる小さい滝があったり、急に仏教色が強くなっていきます。
そして、少し階段を登ると、満願寺の拝殿が現れます。
こちらでは、不動明王が祀られているようです。
この近くにも、お茶屋さんがあるので、歩き疲れた方はここで休んでも良いかもしれません。
(コーヒーが100円なので、お得です)
そして、また等々力渓谷まで階段を下るのは大変なので、このままお寺の出口から一般道に抜けて、等々力駅に向かうのがおすすめです。
(もう一度階段を下って、渓谷に戻るのも良いですが、降りるのが大変で、渓谷の残りが少ないため)
ということで、今回は等々力警告についての内容でした。
秋になってしまうと肌寒いかもしれないので、夏の終わりの今くらいの時期に行かれると、ひんやりしていてちょうど気持ちいと思います。
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