こんにちは。
アイオー・安楽です。
最近、サウナにハマっています。
先月は、神奈川の竜泉寺の湯という温泉のサウナに行ってきました。
その時の記事はこちら↓
今回の記事には、サウナ用語が多く出てくるので、読んでもらえると理解しやすいと思います。
そこで、今回はサウナの本丸を攻めてみようということで、かの有名な池袋にある「かるまる」に行ってまいりました。
「かるまる」はサウナーの中では、聖地のように崇められているサウナ施設です。
a.k.aおっさんのディスニーランドです。
結論から言うと、めちゃくちゃ良かったです。
おっさんのおっさんによるおっさんのためのサウナ施設です。
エイブラハム・リンカーンも、この為に、かの有名な演説をしたのではないかというくらい、サウナーを考えた施設です。
入浴するまで
まずは、施設に入ると「私語厳禁」の張り紙が至る所に、張り出されているが目に入ります。
「絶対にコロナを出さない!」という、強い意思を感じます。
ただ、一人で来るお客さんも多いサウナ施設では、グループ客の私語が気になる人も多いので、コロナ関係なしに静かな環境でサウナを楽しめるのは、いいことだと思います。
「かるまる」では、脱衣所で室内着に着替えます。
この辺りの制度は、大宮の「おふろcafe」に似ているかもしれません。
私は、普通の温泉のように、脱衣所で全部脱ぐものだと思い、危うくフルチンで共有スペースに出てしまいそうになりました。
これから行く方は、くれぐれもお気をつけください。
いざ浴場へ
室内着に着替えると、エレベーターに乗って、浴場に移動します。
そこで、タオルや、歯ブラシ等のアメニティを受け取り、いざサウナに突入します。
「かるまる」には、「岩サウナ」「ケロサウナ」「蒸しサウナ」「薪サウナ」の4つのサウナがあります。
岩サウナ
まずは、「岩サウナ」から入ります。
HPによると、「岩サウナ」はめちゃくちゃいいサウナストーンを使用しているようです。
H Pより抜粋↓
日本三大花崗岩の一つとして知られる「庵治石」は、香川県の庵治地方でしか採れない世界最高級の銘石です。
その稀少さと上品さ、細かい細工を施しても風化しづらい耐久性の高さから「花崗岩のダイヤモンド」とも称されています。「庵治石」は非常に密度が高く、この庵治石を壁全面に使用しているため、約600kgものサウナストーンからの熱を蓄熱(長時間熱を蓄えること)し、たっぷりと熱を放出。体の芯から温まり心地よい汗をかくことができます。
サウナに入った後は、勿論水風呂に入ります。
「かるまる」には、サンダートルネードという狂った水風呂があります。
サンダートルネードは、10度以下の水風呂で、水流があるため、通称「はごろも」を張る事ができません、
「はごろも」とは、水風呂に入ったときに、冷たい水と体表の間にできる、少し暖かい水域のことをいいます。
「はごろも」を纏うことで、冷たい水風呂に数分入ることができ、体を冷やす事ができます。
サンダートルネードの水流は、この「はごろも」を容赦無く、剥がしてきます。
元々の水温が低い上に、「はごろも」を剥がされるので、1分入るだけで限界です。
正直、サンダートルネードは私は好きではありませんでした。
体感温度が冷たすぎて、体が冷え切る前に水風呂から出てしまうのです。
「岩サウナ」以外の「薪サウナ」「蒸しサウナ」も、同線的に「サンダートルネード」で体を冷やさなくてはいけません。
ただ、「サンダートルネード」に耐えられなかったのは、私の修行が未熟だったのかもしれません。
プロサウナーの方なら、むしろ効率的に体を冷やす事で、バチバチに整えるのだと思います。
水風呂に入った後は、お決まりの「整いイス」「整いベッド」に向かいます。
私は、整いベッドに寝転がりました。
しかし、ここで気づいてしまったのです。
「整いベッドだと整えない!!」
「かるまる」には、布張りのまあまあ高級な「整いベッド」が設置してあります。
しかし、布張りの「整いベッド」は、皮膚の摩擦が大きくて、寝転がった時に全身の皮膚が引っ張られてしまうのです。
私には、これがストレスで、中々整えなかったです。
いつもの、安っぽいプラスチックの「整い椅子」じゃないとダメなのです。
しかし、これも私の修行が足りない故かもしれません。
そして、「かるまる」にも良いところが沢山あります。
それは、入浴場の至る所に、ウォーターサーバーが設置してあるというところです。
サウナは大量に汗をかくので、水分補給が欠かせません。
そこで、浴場内で水分補給ができるのはかなり良かったです。
また、多くのサウナでは、おっさんのケツ汗が染み込んだ座席に、腰をおろすことになるので、若干嫌な気持ちになります。
「かるまる」では、サウナの座席に敷く用のタオルが入り口に置いてあるため、おっさんのお尻からでた汗が、自分のお尻に染み渡る事はないのです。
そういった、細かな気配りが「かるまる」の良いところだと思いました。
ケロサウナ
話が逸れてしまいましたが、続いて、「ケロサウナ」に行きました。
ケロサウナのケロは木材の名前らしく、とりあえずめちゃくちゃいい木を使って作られたサウナのようです。
H Pより抜粋↓
「ケロ」とは、樹齢200年以上の欧州赤松が立ち枯れた大変稀少な木材で、断熱性に富み、美しい光沢を持つことから「木の宝石」と呼ばれ、芳醇な香りも魅力です。かるまるでは、そんな貴重なケロ材を惜しみなく使用し、ケロの中身と皮を交互に組み合わせた唯一無二のモダンなサウナに仕上げています。丸太小屋ではなくモダンにアレンジされたケロサウナを楽しめるのは、日本ではここだけ。ロウリュは、熱したサウナ石にアロマ水をかけて蒸気を発生させ、香りと熱気を楽しみます。発生した蒸気により室内の湿度が上がり、体感温度も急上昇。一気に発汗することができます。
ケロサウナでは、表面が丸くて蒸発面が多い、ロウリュに適した最高級の石を選びました。また、ストーブを低くしてより大きな対流を生じさせるとともに、ベンチを天井に近づけることで天井に集まる熱を一層パワフルに感じられるようにしました。サウナ室の上段と下段では大きな温度差が生じるため、お好みの温度をお選びください。
このケロサウナは、セルフロウリュを楽しむ事ができます。
タイミングが合わず、アロマ水を使ったセルフロウリュを体験することはできなかったのですが、今度はタイミングを合わせて楽しみたいと思います。
薪サウナ
ケロサウナを出て、サンダートルネードをかまし、整った後は、薪サウナに移動します。
この薪サウナを一番楽しみにしていました。
薪サウナは、サウナの本場フィンランド風の本格サウナです。
薪サウナは、薪を燃やすことで、サウナストーンを熱します。
さらに、フィンランド式サウナには欠かせない、ヴィヒタも吊るされています。
木の匂い、ヴィヒタの匂い、薪が燃える音、揺れる炎。
全てが極上です。
さながらフィンランドにワープしたような、そんな気持ちになります。
体が許す限り、何時間でもいられそうな心地良さです。
しかし、(物理的に)15分ほどで限界が来るので、水風呂に移動します。
薪サウナの水風呂は、アクリルアヴァントという透明な水風呂に入ります。
ドラゴンボールに出てくる、メディカルカプセルのような水風呂です。
透明なので、他人からはフルチンが丸見えでになります。
そして、アクリルアヴァントの近くには、薪サウナに入るのを待っているおっさんが沢山います。
待っている間のおっさん達は暇なので、整いベッドで整っているおっさんを眺めるか、アクリルアヴァントに入っているおっさんを眺めるしか、することがありません。
そこで、薪サウナから上がって、アクリルアヴァント入ると、一斉におっさんの視線を集める事になるのです。
側から見ると、かなりシュールな光景です。
しかし、サウナで極限まで体を熱して、水風呂に入っている間は、全くそんなことは気になりません。
人の視線など、どうでも良くなってしまう。それがサウナの持つ魔力です。
蒸サウナ
蒸サウナは、その名の通り、蒸されるサウナです。
蒸サウナは、日本古来のサウナで、薬草を蒸した煙を吸うことで、様々な効果があるようです。
HPより抜粋↓
蒸サウナは、江戸時代に大垣藩の藩医・江馬蘭斎が考案し、治療に使用したと伝えられています。かるまるでは、その伝統を今に伝える岐阜県大垣市の「田辺温熱保養所」にご協力いただき、その蒸気風呂を再現しました。
日本百名山の一つに数えられ、「薬草の宝庫」との異名を持つ滋賀県の伊吹山は、280種類もの薬草が自生する珍しい山です。蒸サウナでは、そんな生命力溢れる高価で貴重な薬草をじっくり煮立てており、その香りと成分を鼻や口から吸収し全身に行き渡らせることで、身体を芯から温めることができます。
樽に使われている木材は、ヒマラヤ杉、南洋杉と並び「世界三大美樹」と呼ばれている高野槙です。この名は、高野山真言宗の総本山である和歌山県の高野山で多く生育していることに由来しています。優れた耐水性と耐腐性、森林の中にいるようなフレッシュな香りが魅力で、和歌山県の天然記念物にも指定されています。高野槙ならではの香りと柔らかな風合いをお楽しみください。
この蒸サウナは、一人ずつ入るサウナです。
蒸サウナは、めちゃくちゃ熱いです!他の3つのサウナに比べて、体感2倍くらいの差があります。
これは、気持ちいというより、忍び難きを忍び、耐え難きを耐えるサウナでした。
そんなこんなで、整いまくった結果、バチバチに決まってしまいました。
思えば、公共の場で真っ裸で昼寝ができる場所は、サウナ以外にありません。
公園なんかでやると、草彅剛さんのように、ポリに捕まってしまいます。
日本人は、サウナがあって幸せだなあ〜と思いながら、ぼーっと過ごしていました。
休憩所
一通り、サウナを楽しんだあとは、休憩所に移動します。
「かるまる」には、まるまるビルの1階を使った休憩所があり、そこで昼寝をしたり、ネットサーフィンをしたり、漫画や本を読む事ができます。
漫画と本は、無料で読み放題です。
休憩所では、食事をとることもできるので、本当に一日中いる事ができます。
料金は、平日は約3,000円、土日祝日は約4,000円です。
普通のサウナに比べると、若干高いですが、サウナの多さや休憩所の充実さを考えると、値段相応の満足度は得られると思いました。
気になる方は、行ってみてください!
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