安楽日記

気楽に生きていくために、投資と生活について書いています。

【眼内コンタクト】ICL治療にかかった費用と術後の効果

こんにちは。

アイオー・安楽です。

 

先日、ついにICL(眼内コンタクト)治療を受けてきました。

 

私がICL治療を受けるに至った理由は、費用対効果が十分に見込める上に、リスクが非常に小さいと考えたからです。

詳しくは、以前書いたこちらの記事をご参照ください。

mitibatacul.hatenablog.com

 

そして、今回は実際にICL治療を受けてきた後で、ICL治療にかかったトータル費用や、手術の流れ、術後経過について書いていこうと思います。



この記事を書こうと思った理由は、私がICL治療に関して調べていたときに、クリニックや「クリニックからお金を貰っているのではないか?」と思われるインフルエンサーの記事が多く、完全にフラットな視点からICL治療に関して発信された情報が少ないと感じたからです。

 

私は、クリニックの関係者でもありませんし、企業からお金をもらっているわけでもないので、ICL治療を受けた一般人の体験談として、読んでいただければと思います。

 

それでは、早速費用面から見ていきます。

 

ICLにかかった費用

私がICL治療を受けるにあたって、かかったトータル費用は下記の通りです。

 

・ICL治療費:451,000円

・保護メガネ:3,000円

・検査料:1,200円

・目薬代:1,000円

・交通費:1,000円ほど

トータル:457,200円

 

ICL治療を考えている方は、基本的には、ICL治療費と保護メガネ代以外はかからないと思ってもらえればいいと思います。

私は、事前検査の時に目に細菌がいたため、検査代と目薬代が余分にかかってしまいましたが、何事もなければ、「検査料」と「目薬代」はかかりませんでした。

そして、ICL治療には何度かクリニックに通う必要があるため、意外と交通費がかさんでしまいます。時間もかかります。

そのため、できるだけ家から近いクリニックを選ぶことをおすすめします。

 

私がICL治療を受けたクリニックは、度が合わなかったり、体質的にNGだった場合のコンタクトの交換費用や、術後半年間の目薬代が治療費に含まれていました。

 

クリニックによっては、料金体系が曖昧な場合もあるので、最初に支払う金額で、どこまでサポートが受けられるかをしっかり確認しておくことをおすすめします。

 

手術日までの流れ

私は、初診から手術までは2週間ほどで終えることが出来ました。

クリニックのスケジュールの空きや、ICL治療に使うコンタクトの在庫等によっても変わってくるみたいです。

私の行ったクリニックでは、手術当日までの流れはこのような感じでした。

 

①適応検査

適応検査ではICL治療をする上での、視力の測定や、ICL治療を受けられるかのチェックを沢山していきます。

約2時間くらいかかりました。また、私がICL治療を受けたクリニックでは、適応検査は無料でした。

なので、ICL治療がこの時点でできないと判明したり、ドクターの話を聞いて「やっぱりやめておこう」と思った場合は、無料で辞退することが出来ます。

私の場合はすぐにICL治療を受けられることが分かったので、この時点で手術日の決定をしました。

 

②目薬の処方

手術前3日前からはコンタクトの使用が禁止になるため、メガネ生活になります。

そして、手術日3日前から、処方された目薬を、朝昼晩の3回点眼することになります。

目薬を沢山打つことで、手術の際や手術の後に傷口から細菌が入ることを防ぐようです。

これは、しっかり守らないといけないのですが、私はちょいちょい点眼を忘れてしまうことがありました。

今のところは大丈夫なので、多分細菌は入っていないはずです...。

 

手術当日の流れ

いよいよ手術当日です。

手術部屋の前に、広くて大きな薄暗い部屋があり、そこで待機させられます。

そして、頭には帽子を被せられ、服の上から美容院でかぶせられるような服を被せられれます。

頭や服に付着した菌や汚れが目に入らないようにするためです。

 

手荷物は、全てロッカーに預けさせられます。

 

手術前の部屋には、ふかふかの椅子が沢山置いてあり、そこに40分くらい座って待たされます。

この椅子が非常に座り心地が良かったです。これまで座ってきた椅子の中で一番座り心地が良かったかもしれません。

そして、待ち時間の間に10回くらい色んな種類の目薬を点眼されていきます。

これは目の中の菌を徹底的に殺菌したり、麻酔をするためです。

 

手術前の部屋はスマホや所有物の持ち込みは一切不可のため、ぼーっと40分間、椅子に座っていることになります。かなり暇なので、私は瞑想をしていたのですが、気づいたら寝落ちしていました。

 

そして、痛み止めと一緒に精神安定剤の薬も飲まされます。

恐らく、目を弄られる恐怖感から、パニック気味になってしまう人もいるため、飲まされるのだと思います。

この精神安定剤は結構効きました。サウナに行った後のような穏やかな気持ちになります。

段々ぼーっとしてくるので、手術前の不安感は全くありませんでした。

周りには、何人かICL治療を待っている方がいましたが、精神安定剤のせいか、全員ゾンビのような顔つきになっていました。

 

手術の時間になると、手術部屋に通されます。

そこには4人くらいのドクターと助手の方がいました。

私は、人生で初めての手術だったのですが、ドラマや映画で見る手術室を初めて見たので、ここでようやく「手術されてしまうんだあ」という実感が湧いてきました。

ここでも精神安定剤が効いているので、言われるがままに椅子に座らされ、頭と目を固定されていきます。

 

手術が始まると、強い照明を当てられて、視界が真っ白になり、何も見えなくなります。

まずは目を水でジャブジャブ洗浄されます。

通常、目を水で洗われるものなら、激痛を感じるはずですが、麻酔がしっかりと効いているので、「なんだか冷たいなあ」以外の感覚はありません。

麻酔と精神安定剤のせいで、色んなことに鈍感になっているのです。

 

そして、ドクターに「この光を見てください」と言われ、その方向を凝視することになります。

この時にドクターが行った方向と違う場所を見ていたりすると、うまく手術ができなくなってしまうため、時間がかかってしまうようです。

手術中は、とにかく言われた方向の光をみることに必死でした。

麻酔が効いているので、痛みは全くありませんし、目を触られている感覚もほとんどありません。

精神安定剤でガンギマリしているので、何がなんだか分からないうちに、手術は終わりました。

 

そして、手術を受けた瞬間からめちゃくちゃ遠くが見えるようになります。

本来、コンタクトを装着している時のごろごろ感が無しに、クリアに景色が見えることに感動するはずなのですが、精神安定剤がキマっているので、「お〜なんだか見えるぞ〜」くらいの感想しかありませんでした。

 

手術が終わると、先ほどの手術前の部屋で40分ほど休憩させられます。

リクライニングがある椅子で、じっとしているので、私はまた寝てしまいました。

40分経つと、スタッフの方が起こしに来てくれます。

 

そして、ドクターの軽い診察の後、手術後に処方する目薬の説明を受けて、その日は帰ることになります。

手術後すぐは、麻酔の効果などもあって視界がはっきりしませんが、それでも裸眼の100倍くらい景色がよく見えるようになります。

 

手術後1週間は、花粉症メガネのような保護メガネを装着して過ごすことになるので、その日も保護メガネをつけたまま家路につきました。

そして、家に着くとそろそろ麻酔が切れてきたのか、視界がよりクリアになっていきます。

 

麻酔が切れても、目に痛みは全くありませんでした。

違和感もありません。

てっきり手術後は目を開けていられないくらいの痛みや違和感があると思っていたので、これは意外でした。

 

ICL治療から1日経って

ちょうどこの記事を書いているのが、ICL治療の翌日の朝です。

目覚めた瞬間、視界がはっきりしている事に感動してしまい、6時に目が覚めてからそのままこの記事を書いています。

 

私は、10年以上メガネ・コンタクト生活をしてきたので、朝に起きてまずすることは、メガネをかけたり、コンタクトを装着する作業でした。

これが億劫で、なかなかベッドから出られなかったり、家を出る準備が面倒だったりすることが多々ありました。

 

しかし、今日は起きた瞬間に布団をたたみ、コーヒーをいれ、朝ご飯を食べて、ブログを書いています。

ここまで、視力の違いによってフットワークが軽くなると思いませんでした。

思えば、小学生の頃は朝起きてベッドでゴロゴロしている時間はもっと少なかったように感じます。

 

てっきり、朝型から夜型に生活リズムが変化しただけかと思っていましたが、視力の違いも影響していたのかもしれません。

昨日までは、起きた直後は手元以外は何も見えなかったので、ひたすらスマホやタブレットをベッドでいじり、休日は10時ごろまで寝ていることはザラにありました。

 

ICL治療を受けるまで、ここまで裸眼時の視力が生活のネックになっていたとは思いませんでした。

以前書いた記事以上の生活の変化は起こらないと思っていたのです。

mitibatacul.hatenablog.com

 

まだ、術後1日目なので、他にもICL治療による生活の変化は沢山ありそうです。

他にも気づきがあれば追記していこうと思います。

 

そして、ICL治療を検討している方で、ご相談・ご質問などがあればコメントしていただけれると嬉しいです。

 

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