安楽日記

生活、聴いた音楽、読んだ本について、書いています。

【依存症】YouTubeアプリを削除して可処分時間を増やす

こんにちは。

アイオー安楽です。

 

突然ですが、皆さんは、普段YouTubeをどのくらいの時間見ていますか?

私は、1日2時間ほど、1週間で14時間ほど見ていました。

 

朝起きて、ダラダラとベッドの上で動画を眺めて、仕事への移動中もなんとなく動画を眺め、仕事が終わって家に帰っても見てしまうのです。

しかし、何を見ていたのかと言われると、すぐには思い出せないほど、どうでも良い動画を見ていることが多い事に気付きました。

 

これによって、朝は活動し始める時間が遅くなってしまいますし、夜は寝る時間が遅くなってしまいます。

また、休日はYouTubeを見ているせいで、気づくと昼過ぎになっている事もあります。

非常にもったいない時間の使い方をしています。

 

いつの間にか、私のプライベートの時間は、YouTubeに奪われていたのです。

 

一昨年、『スマホ脳』という本がベストセラーになりました。

 

 

報酬系の罠

これは、スマホによって我々の可処分時間が奪われ、更に脳の報酬系が狂わされているという内容について書かれた本です。

「依存」「中毒」と言われるものが、脳の報酬系が狂わされる事によって引き起こされることが多いです。

 

一般的にイメージされる「依存」や「中毒」は、タバコやドラッグ、アルコールのように、ある成分が物理的に身体に働きかけられることで、強制的に引き起こされるものだと思います。

しかし、SNSや、ポルノ、ギャンブルなどは、物理的に身体に働きかけることなく、脳の報酬系を狂わされる事によって、中毒や依存が引き起こされます。

 

報酬系とは、我々の脳の中にある多幸感やワクワク感を感じる脳の部位を指します。

報酬系が刺激されることで、脳内にはドーパミンという快楽物質が生成されます。

タバコに含まれるニコチンなんかは、その成分が直接報酬系を刺激することで、ドーパミンが放出されます。

 

そして、SNSやギャンブルによって引き起こされる、報酬系への刺激は、「不確実性」によってもたらされます。

「不確実性」による報酬系への刺激は、ニコチンのような成分を必要としません。

 

例えば、LINEの通知が沢山来ていて、9割はどうでもいいメッセージでも、たまに好きな人からのメッセージが来たら、誰でも一気にドーパミンが脳内に放出されて、テンションが上がった経験があるのではないでしょうか。

 

また、SNSではアプリを開くと「いいね」や「メッセージ」が来ていることがあり、沢山の「いいね」や好意的なメッセージが来ているのを確認すると、嬉しい気持ちになるでしょう。

これらは、毎回決まって起こる訳ではない、「不確実性」があるからこそ、ドーパミン(報酬)が放出される事が研究によって明らかになっています。

 

ギャンブルの当たりなどは、不確実性によってもたらされる報酬の最も分かりやすい例の1つです。

「10回に1回あたる」という不確実性が重要なのです。

 

手持ちのお金を増やしたいのであれば、ギャンブルではなく、インデックス投資で長期運用すればいいだけです。

しかし、ギャンブル中毒者の彼らは、「お金を増やすこと」ではなく、「ギャンブルをすること」自体が目的化しています。

つまり、ギャンブルによってもたらされる報酬の虜となってしまっているのです。

 

何度も同じ行為によって報酬がもたらされると、報酬系報酬系を刺激する行為自体を求めるようになってきます。

なんとなくLINEの通知をチェックしてしまったり、SNSを確認してしまったりするのもそのせいです。

 

YouTube報酬系が刺激される

そして、YouTube報酬系が刺激されやすいコンテンツの1つです。

YouTubeを開くと、好きなチャンネルの更新がされていたり、たまたま面白い動画を見つけたりと、「不確実性」による、報酬系の刺激が起こり、脳に快楽物質が放出されます。

f:id:mitibatacul:20220128092438p:plain

引用:https://www.youtube.com

そして、いつの間にか「YouTubeを眺めること」が、目的となってしまい、大して面白くもない動画を延々と眺める事になってしまうのです。

面白くない動画を長時間見ることはできないため、最初だけ見たり、部分的に消費した動画ばかりが増えていき、何を見たか思い出せない...なんて事もあります。

 

しかし、長尺の動画はまだ良い方で、ショート動画はもっとやばいです。

 

ショート動画はもっとやばい

ショート動画は、5秒〜10秒くらいの短い動画が延々と流れてくる機能で、インスタのストーリーや、TikTokの動画とほとんど同じコンテンツです。

 

私は、インスタはほとんど開きませんし、TikTokはインストールすらしていません。

これは、ショート動画の中毒性があまりにも高すぎるからです。

 

ショート動画は、YouTubeの長尺の動画のように、わざわざ次の動画を選ぶ必要がありません。

次から次に、短い動画を見させ続けられます。

長尺の動画であれば、「後一本見たらやめよう」と区切りをつける事ができますが、そういった判断をさせる暇がないほど、連続して動画が流れてくるのです。

 

そして、ショート動画は短い時間で、何か「オチ」を見せてくれる動画が多いです。

そのため、報酬系が刺激される回数は、長尺の動画に比べて激増します。

 

TikTokのようなショート動画メインのプラットフォームがここまで流行ったのは、超短時間で繰り返し報酬系を刺激させられる事が、原因の一つだと考えています。

先ほども述べたように、報酬系が何度も刺激されると「その行為自体」が中毒になってしまいます。

 

そのため、時間があればなんとなくYouTubeやインスタ、TikTokのアプリを開き、時間の許す限り延々と眺めてしまうのです。

 

私は、インスタやTikTokは見ないので、今までショート動画に触れる機会はありませんでした。

しかし、YouTubeにショート動画機能が実装されてから、その中毒性の高さに気付かされたのです。

 

「不確実性」によって、脳の報酬系が刺激される事による中毒は、タバコやドラッグのように何か目に見えて生活に支障が出ることはありません。

しかし、我々の大切な「時間」がゴリゴリと削られていってしまうのです。

そして、プラットフォームによって「時間」は「お金」に変えられてしまいます。

これは、コンテンツ提供者への報酬や、プラットフォームの収益に充てられます。

 

今は、「アテンション」がお金になる時代です。

商品やサービスを売り込みたい、広告主が「アテンション」に対してジャンジャン、お金を出してくれるからです。

どれだけ「アテンション」を集めるかについて、プラットフォーマー達はしのぎを削っています。

自分達のプラットフォームに消費者を引き摺り込み、どうやってそこから離脱させないかが非常に重要になってきているのです。

 

しかし、本来、私たちの時間はプラットフォーマーによって「お金」に変えられるために存在しているのではありません。

自分が本当にやりたいことをしたり、好きな人と過ごしたり、将来のための勉強をするためにあるのです。

動画を見ている1日のうち数時間を勉強に充てるだけで、何か資格を取れるかもしれません。

掃除や片付けに充てれば、部屋をいつも綺麗に保つ事もできるでしょう。

 

今の時代、時間を浪費しようと思えば、いくらでも浪費できます。

そのため、我々には「何に時間を使って、何に時間を使わないか」という判断が求められています。

そして、特に「何に時間を使わないか」を考える事が非常に重要です。

一生のほとんどをスマホを眺めて終えてしまうのは、ディストピアすぎます。

 

そういう訳で、私はYouTubeのアプリをスマホから削除する事にしました。

しかし、iPadからはアンインストールしませんし、PCではこれまで通り、YouTubeを見ようと思います。

 

iPadには中毒性の高い、ショート動画の機能ありませんし、iPadをベッドでいじることもないからです。

YouTubeは便利なプラットフォームです。

しかし、適度な距離感を持って、付き合っていくことが大事です。

 

今回の内容について、ご質問等あれば、コメント頂けると嬉しいです。

 

 

生活について、Twitterで呟いていますので、フォローをお願いいたします↓

安楽ライフ (@anrk_life) | Twitter

 

こちらはHIPHOPや映画についての呟きがメインです↓

アイオー安楽 (@i_oanrk) | Twitter