安楽日記

気楽に生きていくために、投資と生活について書いています。

STEPNのトータル収支と振り返り

最近、あまり大きな動きがないため、ちまちまとお遊び程度の金額でトレードしている生活が続いています。

一時期は大盛り上がりを見せていたSTEPNも下火になり、私のTLではほとんどSTEPNに関する話題は見なくなってしまいました。

 

私は、この後「○○ショック」級の大暴落が来ると予想しているため、しばらくはあちこち手を出さずに、次回の大きな相場に向けて情報収集を続けていこうと思っています。

 

そして、情報収集をする以外にも、過去の投資とその結果を振り返る事も重要です。

全く同じ環境にはならなくても、似た状況になった時に、冷静な判断を下せるようにするためです。

私は、STEPNを始めるまでは、インデックス投資をしつつ、お遊び程度に仮想通貨をいじっているだけでした。

そのため、他の方に比べると、かなり経験も知識も少ないと思います。

そのハンデを埋められるように、1回1回の投資判断をきちんと振り返ることで、今後の投資の精度を高めていこうという、試みでもあります。

 

という訳で、今回はSTEPNについての振り返りです。

原資と利確金額

まずは、原資と利確できた金額についてです。

原資は100万円ほどで、STEPNで利確できた金額は、200万円ほどでした。

テラルナ騒動による暴落等があったので、利確した後にいくらか減ってしまいましたが、STEPN単体で利確できた金額は200万円ほどです。

 

一時の含み益が300万円ほどあったことや、期待値の低いアクションを取ってしまっていたため、もう少し上手く立ち回ることで、400万円くらいの利益は狙えたはずでした。

(これらの反省については、後述します)

 

良かった点

続いて、後から振り返って、STEPNの立ち回りで良かったと思う点です。

 

仕組みが理解できるまでリサーチした

初めてのBCGだったので、まずはBCGのエコシステムがどうなっているかをリサーチしました。

P2Eの先駆けであるアクシーのトークンであるSLPの価格の推移や、衰退していった原因などを把握して、STEPNもそういう道を辿るだろうという仮説を持って2月下旬にINしました。

 

当時は、M2Eという新しい形態のBCGなので、大きな波が来て、アクシーのように数ヶ月は継続するだろう...という仮説を立てていました。

https://coinmarketcap.com/ja/currencies/smooth-love-potion/

投資の神様、バフェットがよく使う言葉に「安全域」というものがあります。

安全域とは、自分が十分に利幅を取れる範囲のことを指します。

https://www.avocado-fes-thought.com/MarginOfSafety.html

成果を出している投資家は、自分が確実に利益を取れる安全域がある場合以外は、絶対にポジションを取りません。

 

GSTと靴のレートが安定していると仮定すれば、当時は原資回収に要する期間が1ヶ月ほどだったので、STEPNが2〜3ヶ月続くと仮定すると、原資回収後の数ヶ月は利益が出る想定でした。

また、アクシーのようにトークン価格は次第にインフレすると踏んでいたので、原資回収は1ヶ月よりも早くなると想定していました。

そのため、2月下旬の早期INは、原資回収後の数ヶ月分の利益の安全域が、確保されている投資だったのです。

 

最初は少額でINした

まずは、リサーチしたエコシステムがきちんと機能しているのか等を調べるために、靴を1足だけ購入して、自分が想像している状況が正しいかどうかを確認しました。

コミュニティの雰囲気や、上手に設計されたインセンティブ設計を見て、数ヶ月は続きそうだなと感じました。

 

結果論からいうと、最初から大きく張っておいた方が良かったと思いますが、詐欺や短命なプロジェクトが多いクリプト業界で、最初からリスクを大きく取りすぎなかったのは、リスク管理という点では、悪くなかったと思います。

 

元本の確保を第一にした

当時の年利1,000%近い狂った利回りが保てるとは考えていなかったので、まずは元本の確保を第一にしました。

 

STEPNを始めたばかりの2月下旬に書いた記事でも、「とりあえず毎日の食費くらいが稼げればいいや」というスタンスで、かなり低めな目標設定を設けています。

mitibatacul.hatenablog.com

 

この後、初動の動きを確認した後に100万円ほど追加投資をして、靴を1足→9足に増やしたのですが、靴が値上がりしたタイミングで、靴を6足売却し、原資を回収しました。

mitibatacul.hatenablog.com

高い利回りに惑わされていて、原資回収をおそろかにしていたら、利益を出すどころか大損失を被っていた可能性が高いです。

 

悪かった点

初めてのBCGで損失を出さずに、利益を出せた事は、非常にラッキーでした。

しかし、利益をきちんと伸ばすという意味では、反省しなくてはいけない点も多々あります。

 

欲豚になってしまった

STEPNの初期は、追加投資はせずにひたすら利確を繰り返していましたが、何度か資金を再度投入し、期待値を下回るアクションを取ってしまいました。

 

・Uncommon×Common MINT(マイナス20万くらい)
・Uncommon×Uncommon MINT(マイナス20万くらい)
・遅れてのB国への参戦(マイナス40万くらい)

 

これらは、一概に欲望に支配されて冷静な判断ができなかった事が原因です。

現状維持でも十分稼げていたのに、余剰資金が余っているからと、期待値が低いアクションを取り、利益を減らしてしまいました。

この頃は、「どうせ泡銭だから適当に使ってしまえ」という、本当に愚かな考えをしていたと思います。

 

恐らく今後も、大きく利益が生まれるような局面があると思いますが、一円でも無駄にする事がないよう、固めに運用していきます。

 

撤退タイミングが遅かった

投資の格言に「銘柄に惚れるな」というものがあります。

銘柄に惚れ込み、特定の銘柄を握り続けるあまり、損切り/利確のタイミングを逃してしまう事を戒めた言葉ですが、まさにSTEPNの暴落時期には、そのようなメンタルになっていました。

 

「STEPNは他のBCGとは違うかもしれない...ワンチャン復活するかもしれない...」と思っていたのです。

 

そう考えていたのは、何度かSTEPNが暴落→反発を繰り返していたからです。

mitibatacul.hatenablog.com

 

そのため、5月の暴落の際も「運営による調整だろう」「むしろ今が仕込みどき」というような、楽観的な思考を持っていました。

この頃は、原資回収が終わりひたすら利確を続けていたので、先述のように資金管理や環境把握がかなりおざなりになっていたと思います。

 

下記の記事を書いている時点で、とっくに靴を全て売却して手仕舞いしてしまうべきでしたが、分析・判断が非常に甘かったと思います。

mitibatacul.hatenablog.com

 

6月に入り、ようやく仮説を立てて「よし!手仕舞いしよう!」と、靴を1足残して利確をしましたが、もっと早く判断をしていれば、より利益を残す事ができたはずです。mitibatacul.hatenablog.com

 

アクションごとの安全域を意識する

私がSTEPNで利益を伸ばしきれなかったのは、「STEPNという単体のプロジェクトのトータルで利益を出せればいいや」と考えていたのが原因だと思います。

そのため、期待値が低いアクションを取ってしまったり、撤退タイミングを見誤ってしまっていました。

 

今度、同様のチャンスがあった際には、STEPNでの良い点・悪い点を踏まえながら、より高いパフォーマンスを上げられるよう、邁進していきたいものですね。

 

今回記事でも触れたバフェットや、ソロスの考え方が学べる書籍です。

テクニック面にはあまり触れていませんが、マインド面でかなり参考になる内容が多かったので、私のような投資初心者には、とても勉強になると思います。

今回の記事も、この本を読んで、彼らの考えを参照にしながら、自分の行動を振り返っていったものです。

 

 

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