こんにちは。安楽です。
年末の断捨離で、ゴルフ用具を手放しました。
この先少なくとも10年はゴルフをやらないと決めたからです。
ゴルフは、3年ほど前に初めてから、1〜2ヶ月に1回くらいのペースでラウンドを回っていました。
特に何も考えず、社会人の嗜みとして始めたゴルフですが、ふと振り返ると、ゴルフをすることでゴルフの楽しさ以上に、色々なものを失っている事に気がついたのです。
今回は、私がゴルフを辞めた理由について書いていきます。
ゴルフを辞めようか迷っている方や、ゴルフをこれから始めようか迷っている方は参考にしてみてください。
ゴルフは不健康になる
まずは、健康面についてです。
私はゴルフを始めてから、健康状態が著しく悪化しました。
・不規則な生活リズム
ゴルフをプレイする日には、とても早く起きる必要があります。
朝4時起きなんてこともザラにあります。
私は普段寝るのが24時くらいだったので、4時間睡眠で意識が朦朧としたままゴルフ場に向かう事が多々ありました。
当然、4時間しか寝ていないので、一日中眠たいですし、ゴルフが終わって車を運転しているとあまりの眠気に居眠り運転をしてしまうこともありました(危険なので絶対にしてはいけません)
やっとの思いで夕方頃に家に到着すると、そのまま泥のように眠る事になります。
そして、夕方から寝たせいで翌日の深夜3時頃に目が覚めることになります。
こうなると、生活リズムはめちゃくちゃになってしまいます。
メンタルが不安定になり、常時イライラしてしまいますし、集中力が散漫になり仕事や作業のパフォーマンスが下がります。
そして、1ヶ月ほど経ってようやく生活リズムが安定してきた頃に、またゴルフの予定が入っていたりするのです。
負の無限ループの出来上がりです。
仕事も日常生活も、常にデバフがかかった状態でやり過ごす事になります。
・アルコールの摂取
ゴルフ場に行くと、お昼ご飯やプレイが終わってからお酒を飲む事があります。
お酒は、百害あって一利なしです。
飲酒量を減らす一番の方法は、お酒を飲む場に行かない事です。
私は、少しでもお酒を飲む機会を減らす意味でも、ゴルフをやめる方がいいと判断しました。
・大量の紫外線
ゴルフに行くと、車の運転とゴルフのプレイを合わせて、12時間近く、紫外線を浴びっぱなしになってしまいます。
紫外線は1日15分程度浴びるのであれば体に良いですが、それ以上浴びると様々な悪影響があります。
普通に生活をしていれば、1日15分以上は紫外線を浴びているので、それ以上を浴びる必要はないのです。
私は、体質的に紫外線に弱い事もあり、ゴルフに行くとお昼過ぎくらいからとても気分が悪くなってしまい、頭痛と気だるさでとても辛くなってしまいます。
頭痛は次の日も続き、酷いと2週間以上、気だるさが続いてしまいます。
ゴルフに行くと具合が悪くなる方は、ゴルフで浴びる大量の紫外線が関係しているかもしれません。
ゴルフはとにかくお金がかかる
ゴルフは、とにかくお金がかかります。
・ゴルフ用具
ゴルフは、最初にクラブセットや、ウェアを揃える必要があります。
最初に初心者セットを揃えるだけでも、10万円ほどかかります。
そして、上達するにつれて「もっといいクラブが欲しい、これがあれば良いスコアが出せるのに...」と思い始める事になります。
新しいゴルフ用具を買うと、しばらくは満足しますが、時間が経つと「さらにもっと良いクラブが欲しい...」という感情が湧いてきます。
終わりがない、最高のクラブ探しが始まるのです。
高いクラブは、二桁万円することもあるため、上を見るとキリがありません。
湯水のようにお金が財布から流れていってしまいます。
また、グローブがへたってきたり、球を無くしたりするため、クラブを買わなくても年間1万円程度はかかってしまいます。
・練習費用
ゴルフは定期的に打ちっぱなしにいって、練習をする必要があります。
大体、一回2,000円〜3,000円くらいかかります。
週に1回練習に行くとして、最低8,000円。
これを1年間続けると、96,000円です。
・ラウンド費用
一番お金がかかる部分です。今では安いゴルフ場が増えてきましたが、なんだかんだ車代なども入れて、1回のラウンドで20,000円はかかってしまいます。
月に1回ゴルフに行くとして、年間240,000円です。
先ほどのグッズ費用と練習費用を合わせると、年間346,000円かかってしまう事になります。
ほぼ毎日サウナに行っても使いきれないくらいのお金です。
浮いたお金を使い切らないで、投資に回すという手もあります。
仮に25歳から100歳までゴルフをするとして、毎年346,000円を年利10%で回し続けると、100歳時点で50億近く資産を作ることができます。
100歳時点でゴルフが上手いおじいちゃんと、資産50億円持っているおじいちゃんだったら、私は後者になりたいです。
そのお金を使って、子孫や周りの人を幸せにすることができるからです。
ゴルフは時間が溶けていく
ゴルフのラウンドに行くと、休日がまるまる消し飛びます。
仮に土曜日だけゴルフに行くとしても、日曜日はめちゃくちゃになった生活リズムを整えることと、体を回復させることに費やす事になってしまうからです。
「ゴルフがリフレッシュになる!」という方はいいかもしれませんが、先述の通り、私はゴルフをすると疲れが尾を引いてしまうため、休日を犠牲にして、クタクタになって月曜日に出社するという、訳の分からない状態になってしまっていました。
なんのための休日か分かりません。
そんな状態で仕事を頑張っても、給料の10%くらいがゴルフ代で飛んでいってしまうのです。
年間30万円をゴルフに使うとすると、1ヶ月はゴルフのために働いているようなものです。
こんなに馬鹿げた事はありません。
人生の1/12をゴルフのために生きているようなものです。
プロゴルファーや、「ゴルフが生き甲斐です!」という人はそれでもいいかもしれません。
しかし、私は他にやりたい事が沢山ありますし、月額10,000円も払えばジムでより良い運動をすることもできます。
ゴルフは上手く球を打てると気持ちいですし、ゴルフで人間関係を育めるというメリットもあります。
一方で、私にとってはそれらのメリットでは到底補いきれないほどのデメリットがありました。
ゴルフで上手く球を打てた時の快感は、他のスポーツでも味わうことができますし、人間関係の構築もゴルフ以外ですることができます。
私は、ゴルフをやめることを決めてからは、とても清々しい気持ちです。
これで、気持ちよく年を越すことができそうです。
なんとなくゴルフをしている方は、年末のタイミングで「ゴルフに健康とお金と時間を犠牲にする価値があるのか?」と考えてみてもいいかもしれません。
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