安楽日記

気楽に生きていくために、投資と生活について書いています。

ベッドを捨てて寝袋で生活すると色々捗る話

週1買物について

こんにちは。安楽です。

私は、「週1買物」という習慣を続けています。

mitibatacul.hatenablog.com

 

今回は、2023年1週に購入したものについて、書いていきます。

 

スノーピーク 寝袋

今回、購入したものは、スノーピークの寝袋です。

 

私は、去年の末にベッドを捨てました。

 

ベッドがあると、気が向いた時にいつでもベッドでゴロゴロできてしまうので、自ずと怠惰な生活を送る事になってしまいます。

朝は、いつまで経ってもベッドから起き上がる事ができなくなりますし、日中も気づいたらベッドでゴロゴロしながら、いつの間にかお昼寝をしてしまいます。

そして、夜は日中怠惰な生活を送ったせいでなかなか寝付けず、ベッドの上でゴロゴロしながら、スマホで面白くもないYouTubeのショート動画なんかを見てしまうのです。

 

「このままではいけない...」

私はそう思いました。

そこで、ベッドを捨てる事にしました。

ベッドがなければ、ゴロゴロすることはできないからです。

 

そして、寝袋を買いました。

寝袋は冬の季節でも、とても暖かいので、体が冷える心配はありません。

また、寝袋は様々な観点からとてもメリットが多いのです。

 

・引越し費用の削減

引越しの時、ベッドを新居まで運ぼうとすると、簡単に数万円かかってしまいます。

ニトリだったら、新品のベッドが買えてしまう金額です。

そのため、引越しの際にはベッドは捨ててしまう方もいると思います。

しかし、ベッドを捨てるのにもそれなりのお金がかかります。

買った瞬間に損失が確定している、オープンハウスの狭小住宅のようです。

とにかく、ベッドは引越しの時の「お荷物」になりがちです。

 

一方、寝袋は小さくて軽いので、手持ちで引越しができます。

今、私の持ち物は、乗用車1台に収まる程度なので、レンタカー1日分の金額で引越しができてしまいます。

運ぶのに大変なベッドを持っていると、ここまで手軽に引っ越しはできません。

 

・洗濯がしやすい

ほとんどの人はベッドとマットレスを併用していると思います。

そして、マットレスは洗えなかったり、洗えるとしてもかなり大変なことが多いです。

しかし、毎日の汗が染み込んだ汚いマットレスを使うのは、衛生的ではありません。

菌やダニが繁殖し放題だからです。

いくらマットレスが快適だと言っても、そんな汚いゴミの上で寝ていては、健康にも良くないでしょう。

 

一方、寝袋は簡単に丸洗いできます。

洗濯機に入れて、スイッチを押すだけです。

綺麗な状態を簡単にキープすることができるのです。

 

・部屋を広く使える

私は、朝起きたら寝袋を丸めて、クローゼットに封印しています。

床に寝袋を出しっぱなしにしていると、ベッドと同じようにゴロゴロしてしまうので、なるべく寝る時以外は片付けるようにしています。

 

私の部屋は机と椅子くらいしか物がないため、寝袋をしまった後の部屋はとても広々としています。

ガンツ部屋みたいです。

 

部屋の空きスペースが多いと、開放感があって気持ちいですし、筋トレ等のエクササイズも捗ります。

 

・災害時の対策

災害が起こって、家を出ないといけない状況になった場合、学校の体育館や外で夜を過ごさないといけない事があるかもしれません。

そんな時も、寝袋を持っていれば、家と同じような状況で睡眠をとる事ができます。

ベッドで寝ている人は、家からベッドを持ち運ぶことはできません。

しかし、キャンプするような人以外は、避難用に寝袋を買うなんてことはしないでしょう。

そのため、ベッド派の人たちは、睡眠用具のない避難所に行った場合は、とても劣悪な睡眠環境で過ごす事になってしまいます。

 

そんな中、キャンパーと寝袋常用者は、ぬくぬくと快適な環境で睡眠をとることができます。

寝袋生活は、災害対策にもなるのです。

 

このように、寝袋生活には様々なメリットがあるのです。

 

樽に住んでいたディオゲネス

余談ですが、私が敬愛する哲学者、ディオゲネスは樽の中に寝泊まりをしていました。

http://history-univ.sakura.ne.jp/thought/ancient/europe/diogenes.html

ディオゲネスは、住処の樽と、身に纏っていたずた袋、水を汲むための柄杓くらいしかものを持っていませんでした。

そして、子供が手を使って水を汲んでいる姿を見て、柄杓すら投げ捨ててしまった、少し狂った人です。

 

ディオゲネスは、「かの金持ちは財産を所有するにあらず。奴の財産が奴を所有しているのだ」と言いました。

私は、富を生み出してくれる株式や債券のような財産は好きですが、高級家具や宝飾品のような財産については、ディオゲネスの意見に同意です。

 

いつの間にか、ものを所有していたはずが、ものに所有されているような状態になってしまうのです。

先述した、ベッドを所有する事によって発生する、引っ越しにかかる費用は良い例です。

モノがある故に、余計なコストが発生し、心理的な負担も増えてしまいます。

豊かな生活を送るためのものが、自分を貧乏にし、ストレスを蓄積してしまうのです。

 

昨今の睡眠ブームで、「睡眠にお金をかければかけるほど良い」という風潮が強まっています。

しかし、睡眠に必要なのはフカフカのマットレスや高級枕ではなく、ストレスフリーな環境と、規則正しい生活だと私は考えています。

数十万円〜数百万円するような高級ベッドを買うためにストレスのある労働をするくらいなら、安い寝袋でも買って、あとは不労所得のための投資に回してしまう方が将来的な幸福度は高いのではないかと思います。

また、いくらフカフカのベッドがあっても、日中に昼寝をして夜眠れなくなってしまうのでは、元も子もありません。

 

いつか私も、ディオゲネスのように樽の中で生活する日が来るかもしれません。

 

 

前回の週1買物についての記事はこちら↓

mitibatacul.hatenablog.com

 

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