こんにちは。
アイオー・安楽です。
皆さんはサウナライフを楽しんでいますか?
私は、先月初「整い」を経験してから、ちょいちょいと時間を見つけて通っています。
昨日は、「スカイスパYOKOHAMA」というサウナーの中では、超有名なサウナに行ってきました。
スカイスパYOKOHAMAは、1年に1回プロサウナーが「今行くべきサウナ」を選出するサウナシュランで、3年連続で入賞を果たしている、全国のサウナーに愛されているサウナ施設です。
頑張れば家から行ける範囲ということもあり、今回足を運んできました。
今回は、一人ではなくひなきちさんと一緒にいきました。
スカイスパYOKOHAMAへ
スカイスパYOKOHAMAは、横浜駅直結のスカイビルの14階にあります。
エレベーターで14階に上がります。
スカイビルの14階と15階がスカイスパYOKOHAMAになっています。
入り口はこんな感じ。
少し年季が入っていますが、高層ビルの中にあるだけあって、格式の高そうな雰囲気があります。
受付に行くと、入場制限中のため、名簿に名前を書いて待っているように言われました。
土曜日の有名サウナなので、混んでいるのは仕方ないですね。
むしろ、入場制限をしてくれているおかげで浴場が混みすぎていなさそうで、安心です。
私が行った時は8人くらいのお客さんが並んでいて、20分ほどで入場することができました。
ロッカーは縦長で、ゴルフ場のロッカーを思い出させるデザインです。
いざ、浴場へ。
スカイスパYOKOHAMAは、通常のサウナとミストサウナの2つのサウナがあります。
サウナを出てすぐに水風呂があるため、導線は完璧です。
また、整い椅子が至るところにあるため、混んでいても少し待てばすぐに座る事ができます。
また、3席限定で植物の香りを楽しみながら、整い椅子に座る事ができる最高のエリアがあります。このエリアについては、後述します。
サウナ1回目
早速サウナに向かいたいところですが、まずは身を清めます。
サウナは全てにおいて作法(マナー)が大事です。
キングスマンで、ハリーが「manner maketh man」と言っているように、マナーが人間を作ります。
紳士の嗜みであるサウナには、マナーがかかせません。
私は、サウナに入る前に頭から爪先まで全身を丁寧に洗い、歯も磨いてから入ります。
まっさらの状態になったほうが、整いやすい気がするのです(メンタル的に)
身を清め終わったら、サウナに向かいます。
入場制限がされていたおかげで、並ぶ事なくすぐにサウナに入る事ができます。
こういった気遣いが、サウナシュランで3年連続受賞している理由かもしれません。
サウナ室に入ると、おっさんがひしめき合っていました。
みんな思い思いの姿勢で、サウナを楽しんでいます。
座禅を組んだり、頭にタオルを巻いたり、ニヤニヤしたり、人によって様々です。
暑さに耐えるためか、座禅を組んだ状態で膝を上下させて、オウム真理教の空中浮遊の予備動作のような動きをしているおっさんが隣が空いていたので、そこに腰を下ろすことにしました。
前までは、暑いのが苦手だったので下段に座る事が多かったのですが、今回は効率を求めて、上段に座ってみました。
いつもより、体が温まるのが早く感じます。
スカイスパYOKOHAMAのサウナ室には、大きな窓がついていて横浜の景色を見下ろすことができます。
夜になると夜景を見ながらサウナを楽しむこともできるようです。非常に贅沢な空間ですね。
汗がドバドバ出てきて、「もう無理!」となったタイミングで、水風呂に向かいます。
サウナ室を出てすぐに水風呂があるので、熱された体を一気に最短距離で冷やす事ができます。
サウナから水風呂までの時間は短ければ、短いほど良いです。
このサウナから水風呂までの導線は本当に大事です。これが狂うとすべてがうまくいかなくなります。
今回、発見したのですが、自分の前の人が出てから10秒ほど経って出ると、水風呂の前で順番待ちをすることがなく、すぐに水風呂に入る事ができて良かったです。
水風呂の水温はちょうど良いです。
前回、かるまるでは、サンダートルネードの水温が低すぎて、長時間水風呂に浸かることができませんでした。
前回の記事↓
スカイスパYOKOHAMAの水風呂の水温は丁度いいので、しっかり1分間浸かってから、整いスペースに行くことができます。
かるまるでは、サンダートルネードのせいでうまく整えなかったので、少し心配していましたが、バチバチに整えました。
色んな事がどうでもよくなってきます。何もかもを捨てて、一生この快楽を貪っていたいと思ってしまいます。
サウナが、健康的に良いとか、精神的に良いとか、色んな事を言っている人がいますが、結局は、みんな理由をつけてこの快楽を貪りたいだけなんじゃないか?
そんな気がしてきます。
整いの波が収まってきたら、ミストサウナや湯船に入って、ダラダラと過ごします。
最初に1回整っておくことで、その後のミストサウナや湯船をよりリラックスして、過ごす事ができるのです。
人生初アウフグース
そんなこんなで、ダラダラしていると、おっさんがサウナ室の前にぞろぞろと集まり始めました。
どうやら、アウフグースが始まるようです。
アウフグースとは、熱波師がサウナ室でタオルを振り回すことで、おっさんに熱風を浴びせまくり、一気に体感温度を高めさせるアトラクションです。
機械が一定の間隔でアウフグースをしてくれるサウナには行ったことがありますが、人がアウフグースをしてくれる施設には行ったことがなかったので、これはいい機会だと思い、アウフグースを待つおっさんの列に加わりました。
サウナ室に入ると、熱波師が(K)NoW_NAMEの「D.D.D.D」っぽい音楽に合わせて踊りながら、タオルをぶん回しています。
カオスです。そして、めちゃくちゃ暑いです。
コロナ対策の一貫で、浴場の中は声を発するのが禁止されています。
暑さによって、無言で苦渋の顔を浮かべるおっさんと、テクノに合わせて踊り狂う熱波師。
暑さで頭がボーッとしてくるので、変な夢をみている気分になってきます。
音楽に合わせて4分ほど熱波師が踊り狂い、最後にみんなで拍手をして、熱波師を讃えて、アウフグースが終了しました。
アウフグースが終わると、おっさんたちは次々と水風呂に向かっていきます。
続いて、私も水風呂に向かいます。
アウフグースで熱されまくった体に、冷たい水風呂の水がしみわたります。
サウナに通うごとに、だんだん水風呂の冷たさが心地よくなってきました。
整い椅子に移動します。
3席しかない、良い香りのするエリアの整い椅子が空いていたので、座ってみました。
森林の良い香りがします。
立て札を見ると、青森のヒバの香りのようです。
目をつぶってみると、白神山地の大自然の中で、一人、外気浴を楽しんでいる気分になってきます。
横浜のど真ん中で、白神山地の自然を楽しむ。こんなに贅沢な事があって良いだろうか。自分はちょっと贅沢しすぎじゃないのか?
整っていると、正常な思考ができなくなります。若干勘繰りによる罪悪感が襲ってきました。
そんな事を考えていると、上からミストが降ってきました。
優しいミストです。
雨上がりの朝の森の葉からこぼれ落ちる、小粒の水のような、優しい、優しいミストです。
喜びの水。
サウナで整うと、自己とそれ以外の境界が曖昧になります。
なんだか、自分もミストの一部になった気持ちになってきてしまいました。
この水の一滴一滴がそうであるように、地球の一部であり、自然の一部であり、原子の一部なのだ。
完全にスピっています。
脳内では、KOHHの「ひとつ」が流れ始めてきました。
愛されてる
愛されてる
愛されてる
愛されてる
泣いている地球
俺らはその一部
喜びの水
ひとつ
ひとつ
ひとつ...
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